【遺族年金】自分にもしもがあったら!?遺族年金を紹介!

家計管理

いきなりですが、

自分にもしものことがあったら、残された周りの人は大丈夫だろうか

と考えたことはないでしょうか。

ご結婚されている方や、子どもがいらっしゃる方は、1度は絶対に考えたことがあると思います。

やはり一番心配なのはお金の面ですよね。自分の給料が収入の多くを占めて入ればいるほど、いなくなったときの負担は大きくなってしまいます。
そこで考えられる対策としては、生命保険があるかと思いますが、「保険料も高いしな・・・」や「いくら必要なんだろう」と思われたかたもいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな方々に対して!もしものことがあったら、国の年金制度(公的年金)からお金がもらえることはご存じでしょうか?

私も知らなかったのですが、先日、保険の見直しをしている際に、遺族年金というものがあることを知りました。
国の制度なのに全然知りませんでした・・・

そこで今回は、あまり知られていない、遺族年金制度について紹介していきます!

この記事を見ていただくと、遺族年金制度の概要や大体の受給額を知ることができます!
特に、子どもがいらっしゃる20代から40代の方にはとてもためになる情報になると思います!
受給額を知ることで、保険の見直しにも役立つかもしれません。

もしもの時があった時の不安が少しは解消されるのではないかと思います!

すこし長くなりますが、なるべくわかりやすく紹介しますので、最後までご覧いただければ嬉しいです!
みていただいて損にはならないと思います!

国の年金制度とは

まず、国の年金制度(公的年金)と聞くと、「老後にもらえるお金」という認識をされている方がほとんどではないでしょうか。
でも実は公的年金には今回紹介する「遺族年金」も含めて大きく3つの制度があります。

  • 老年年金
  • 障害年金
  • 遺族年金

1つ目の「老年年金」はみなさんもご存じのとおり、歳をとって仕事をしなくなった・できなくなったときのための年金制度です。
2つ目の「障害年金」はあまり聞きなじみがないかもしれませんが、病気やケガによって生活や仕事などが制限されるようになった場合に、受け取ることができる年金制度です。
こちらは年齢に関係なく受け取れる制度となっています。
そして3つ目の「遺族年金」は自分が亡くなってしまったときに配偶者または子どもがもらえる年金のことです。

2つ目、3つ目は知らない方も多いのではないでしょうか。
調べたところ、障害年金と遺族年金を知っている人は56.7%でした。
残りは知らなかったり、内容は知らないという人でした。

年金制度の認知度

参考:保険クリニック「老後資金、4割以上は公的年金のみ!年金制度に関するアンケート調査

それぞれに受け取ることができる条件はありますが、基本的には正しく年金を納付していればこれらの年金の受給条件に当てはまると考えていただければ大丈夫です!
学生時代の保険料免除期間を除いて未納や滞納している方がいれば、正しく納付することをお勧めします。

公的年金の制度を紹介したところで、今回の本題の遺族年金を紹介します!

遺族年金とは

遺族年金とは

国民年金・厚生年金保険に加入していた人が亡くなったときに、配偶者または子どもなどの遺族が受け取ることができる年金制度のこと

配偶者が亡くなってしまったときは、その人の収入がなくなってしまいますよね。それを補填するために作られた年金制度のことです。受給の条件等はありますが、遺族が年金を受け取ることができます。

遺族年金には、以下の2種類があり、勤務形態や家族構成によって受け取れるかが決まってきます。

  • 遺族基礎年金
  • 遺族厚生年金

遺族基礎年金

遺族年金は国民年金に加入していた人が亡くなった時に支給されます。
国民年金に加入している人なので、公務員の方から会社員、自営業、フリーランスの方などが対象となりますね!

受給要件

基本的には未納・滞納がなく、毎回納税している方は受給の対象になります。
ただし、学生の頃などの免除期間を含めて保険料納付済期間が3分の2以上ないと支給されません。
※死亡日の前々月まで1年間保険料の滞納がなければ受けられます。(令和8年4月1日までの特例)

受給できる人

誰が受給できるかというと、子どものいる配偶者または子どもが受け取ることができます。
ここでいう子どもとは18歳になる年度末を経過していない結婚していないことが条件となっています。(障害年金の障害等級1級または2級の子どもは20歳まで)

注意点としては、子どもがいない場合は受給することができません。
そして、子どもが18歳の年度末を過ぎると受給がストップします。
ずっと受け取れる制度ではないということですね。
また残された方の年収が継続して850万円以上ある人は受給できません!
ただし、「寡婦年金」と「死亡一時金」は受給できることがあるので、条件のご確認をお願いします!

受け取れる遺族基礎年金の金額

いくらもらえるのかというと以下の計算のもと年額が算出できます。

780,900円(年額)+子の加算※
※子の加算とは  第1、2子:1人あたり224,700円(年額)
         第3子以降:1人あたり74,900円(年額)

配偶者と子どもが1人いる場合は年間で約100万円受け取ることができます。
仮に受給期間が10年あれば合計で約1,000万円もらえるのでとても大きい金額ですよね!

遺族基礎年金のまとめ

遺族基礎年金のまとめ

しっかりと納税していて、18歳以下の子どもがいれば受け取ることができると覚えておいていただければよいかと思います!
受け取れる金額はざっくりこんな感じです!

  • 子どもが1人:約100万円(年額)
  • 子どもが2人:約123万円(年額)
  • 子どもが3人:約301万円(年額)

ただし、子どもが18歳の年度末を過ぎれば受給額は減っていきます。全員が18歳の年度末を過ぎた時点で受給できなくなります。

遺族厚生年金

続きまして、遺族厚生年金について紹介していきます!

こちらは厚生年金に加入していた人が亡くなった時に支給されます。
つまり、雇用されている公務員や会社員の遺族が受け取れる年金制度のことです。
厚生年金に加入している人が亡くなり、子どもがいる場合は遺族基礎年金にプラスで遺族厚生年金も受給することができるんですね!

受給要件

受給できる条件はいくつかありますが、厚生年金保険の被保険者である間に亡くなったら支給の対象になります。
つまり、働いている間になくなれば支給されると思っていただければ大丈夫かと思います!

受給できる人

遺族厚生年金の受給できる人は、亡くなった人によって生計を維持されていた、
妻、子ども、孫、55歳以上の夫、父母、祖父母が受給できることができます。
子ども、孫は遺族基礎年金と同じく18歳になる年度末を経過していない結婚していないことが条件となっています。
またこちらも遺族基礎年金と同じく残された方の年収が継続して850万円以上ある人は受給できません!

こちらは遺族基礎年金とは違い、子どもがいない場合でも受け取ることができます
ただし、注意点は妻が30歳未満であれば受給期間が5年間になります!
30歳未満なら、まだ仕事をできるとみなされているからでしょうか。

受け取れる遺族厚生年金の金額

いくらもらえるのかというと以下の計算のもと年額が算出できます。

平均標準報酬額 × 0.005481 × 働いた月数 × 0.75

こちらは遺族基礎年金とは違い複雑な計算方法となっています。
「平均標準報酬額」はざっくり平均の年収を12か月で割った金額と思ってください!
「働いた月数」はそのまま、勤務期間のことです!
ただし、300か月以下の場合は300か月として計算します。
「0.005481」「0.75」は覚えなくても大丈夫です。考えてはいけません!

仮に、Aさんが勤続年数10年(120か月)で平均の年収が500万円(約41.6万円/月)だった場合は以下の計算になります。

41.6万円×0.005481×300か月×0.75=約51.3万円(年額)

Aさんの遺族は年額51.3万円受け取ることができるというわけですね!

仮にAさんに配偶者(31歳)と子どもが1人いる場合は年間で約151万円受け取ることができます。
約100万円(遺族基礎年金)+約51.3万円(遺族厚生年金)
月に直すと12.5万円なので大きな金額ですよね。

遺族厚生年金のまとめ

遺族厚生年金のまとめ

厚生年金に加入していた、遺族が受け取れる年金制度で、平均年収や平均勤続年数によって受給金額は変わる!
受け取れる金額はざっくりこんな感じです!

  • 平均年収400万円:約41.1万円(年額)
  • 平均年収500万円:約51.3万円(年額)
  • 平均年収700万円:約71.9万円(年額)
    ※勤続年数25年以下の場合

 

ちなみに中高齢寡婦加算という制度もあるので、参考までに紹介します!

中高齢寡婦加算とは

中高齢寡婦加算というのは40歳から65歳までの間、585,700円(年額)が加算される制度のことです。
条件は次のどちらかに当てはまる場合です。

  • 夫が亡くなった時、40歳以上65歳未満で子どもがいない妻
  • 遺族基礎年金と遺族厚生年金を受給していた妻が子どもが19歳になる年度に入り、遺族基礎年金を受給できなくなったとき

 

先ほどのAさんの場合、子どもが19歳になる年度に入った時点で遺族基礎年金の受給はストップしてしまうので、受け取れる金額が約51.3万円(年額)に減ってしまいますが、中高齢寡婦加算分が加わるので、合計で約110万円(年額)になるということですね!
約51.3万円(遺族厚生年金)+約58.5万円(中高齢寡婦加算)

 


 

ここまで遺族年金について紹介してきましたが、だいたいの概要を知っていただけたのではないでしょうか。
自分にもしものことがあったときに残せるお金がわかることで、少しは将来の不安が軽減されたのでないでしょうか。
また、国の制度でもらえるお金を知ることで、準備しておくお金や保険も変わってくると思います!
ぜひ、自分のことに置き換えて、金額を計算してみてください!そして、保険の見直しにも活用していただけるとうれしいです!

最後までご覧いただき、ありがとうございます!

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